７月１０日午後、フエのホテルチェックインして３０分休憩・・・
王宮跡や寺院の視察など「世界遺産　フエ」の建造物～町並みを視察して・・・
気温３６℃、湿度６０％以上で汗びっしょり

強行日程の中のわずかな休憩時間を利用して、シャワー＆着替え


召集が掛かり、いよいよフエ市市役所貴賓室で｢市長会談」


正座にタン・フエ市長と西倉副市長が座られて・・・（＾＾）



左右に、高山からの訪問使節団～フエ市副市長以下担当部署役職の皆さん
ベトナムの市役所メンバーは皆さん若くて、女性職員が多かった印象です

タン市長からは、まず災害のお見舞いの言葉が・・・
遠いベトナムでも、西日本を中心とした豪雨災害はニュースで大きく取り上げられ
周知の事実でした（＾＾）
産業･農業･観光･教育･文化など、細目に亘っての友好協力関係について双方より
それぞれお話をしたあと、タン市長より｢それじゃ締結式を行いましょう＾＾」と・・・





市役所講堂にて、「友好協力関係に関する覚書締結式」




両市長･副市長からの挨拶のあと｢調印式」

ベトナム国営テレビ･中部経済界同行記者団もしっかり取材

友好協力関係の覚書、締結されました（＾＾）　フエと高山の新しい歴史の出発



両市の｢お土産品｣交換

その後行われた｢記念セミナー」


中部経済界～ベトナム経済界からも１００名以上の方が出席

｢記念セミナー」は、フエ市側が用意されたものでフエ市の実情や経済協力などへの
積極参画要請！　「経済特区｣開発による日本企業の誘致要請などほぼベトナムの
経済事情に関する説明が中心で、若干一方的な違和感を感じたが今回の訪問視察
において、ベトナム国の実情を目の当たりにして過去の日本国がそうであったように
発展途上国からの脱皮を図るなら当然なんだよな！！･･･と理解
　　　　　　　　　　　
社会主義国家として、共産党１党支配の国柄ではあるが、国民感情は「親日｣｢嫌中」、
近未来のベトナム市場は・・・「空前のベトナム進出ブーム」
１、観光系企業の進出～提携
２、自治体･学術機関～金融(地銀)の進出加速
３、ベトナムの日常に浸透する日本　(コンビニ･外食・・・）

しかし、ベトナムの歴史や国民感情を調べれば調べるほど、ウインウインの対等関係
、相互理解、礼儀･常識を十分認識した上での関係構築は絶対はずせない条件だろう！

フランス植民地からの独立戦争、南北ベトナム戦争へのアメリカの参戦そして撤退！
反骨心旺盛な国民は、侵略～独立の繰り返し＝そして現代のベトナム人気質は・・・

非常に高い｢プライド」　非常に高い「好奇心･向学心」　しかし就業に関しては作業効率
･見積もりなどが下手・・・など過去の歴史が染み付いたような国民性

明治維新後の日本の歴史とも似ているのではないか？？？
日本人の悪い癖＝忙しさにかまけると上から目線になること！　非常識な常識！
今後国際的友好協力関係を構築していくならば、こちらのご都合・・・ではなく相互の
関係理解が重要になる！　
　　　　　　　　　　　　　　　　　長続きできるベトナムとの関係は期待大であると思う