1月2日は毎年恒例の｢飛騨匠神社例大祭」

先代が亡くなって合祀していただいてるので、38年前からほぼ毎年欠かさず参列

飛騨護国神社の境内、｢忠孝苑」の片隅にある「飛騨匠神社」のお祭りです


護国神社~飛騨大神宮～黄金神社～久和司神社も参拝

午後2時｢例大祭」が始まり～～



小さな社殿の前に参列者整列して、厳かに執り行われました

広い広間で間隔も取って、「直会」も行われました(2年ぶりやな）

金子俊平代議士も、途中駆けつけてくれて・・・


昨日の｢直会」の仕出し弁当のフタには｢万葉集にある、飛騨の匠の歌」が・・・


　　なかなか｢粋な計らい」でしたね

宮司さんも｢献杯｣のご挨拶で触れられましたが・・・

かにかくに　ものは思わじ　飛騨人の
　　打つ墨縄の　ただひと道(ひと筋）に

万葉集に収められている｢飛騨の匠の歌」＝＝詠み人知らず、とも柿本人麻呂とも
いわれているようですが・・・

実は、飛騨の匠の技術をを褒めた　｢恋の歌」といわれています

素晴らしい技術を持った、あの「飛騨の匠」の打つ墨縄のごとく(木材に一直線に
打つ墨つぼの糸）、自分もあの人のことを｢思い悩まず・・｣ひと筋に愛することに
しよう。。。ということなんだと
　　　　古代の人々も、なかなかロマンチストが多かったのかな？？

恋の歌にたとえられるような｢一筋の職人技」は、だんだん発揮できる場所が狭まり
気がつけば「技術の伝承」・「伝統文化の継承」という課題に見舞われている

ライフスタイルの変化～価値観の変遷・・・ある意味仕方ないことなのかも知れない
けど、消し去るわけにはいかないもの！！だと思う
飛騨の匠の歴史＝＝今の｢飛騨・高山」にとってはなくてはならなかった歴史

答えは簡単ではないと思うが、｢今｣知恵を出し「一致協力」しなければあっという間に
消え去る可能性は非常に大きい
思いのあるみなさんが緩やかでも良い！！　　｢結集」するとき・・・かな
　　　大切な｢日本の木の文化・世界に誇れる匠の技術」として・・・