「仙人臺初年度修理完成検査 やはりからくりがあった形跡か??」・・・!

たぬログ

2022年03月29日 14:37

 昨日の午前中、「令和の大修理(三年計画)」の初年度完成検査が、「仙人臺」
屋台蔵で行われました(^^)

初年度「中段~下段 構造躯体・足回り」を、2年度は「上段~唐破風屋根」、そして
最終年度に「装飾・外装品」と3年がかりの大修理です

平成時代に足回りの修理は一度行いましたが、全体修理」は50年ぶりです
総工費予定は、6000万円
国や市の補助をしていただきながら、地元の負担もありますから、現在は「8軒」で
構成する「仙人臺組」私たちの負担もそれ相応です(^^)

しかしながら、なんの支援も無く自分たちの力で「建造」から「維持保存・継承」して
きてくださった「ご先祖様」の努力を思えば、まだまだです



調査官は、書類審査の後屋台蔵で「実地完成検査」




検査は無事終了しましたが、今回の分解で新たな発見がありました

仙人臺の創建年代は、江戸時代享保年間という記述があります
その後寛政年間に現在の構造に「改造修理」が行われたようで、提灯箱には
「寛政5年8月」の墨書きが残っています



今回取り替えとなった「中段」の板材から文字が発見されました(^^)

裏側に書かれた「三味線方 腰掛」の文字
年輪検査で当時のものと計測された一連の板材の1枚です
   「寛政年間」に製作されたところかな???


屋台囃子は「太太崩し」(太太神楽を崩した楽曲)で、囃子に三味線が使われた
形跡は無く、想像するに江戸時代にはあったとされる「からくり」の演奏場所かと!

洗濯をする美女をみて、転落する空飛ぶ仙人様」というからくりが、風紀上の問題
ありと「代官所」から差し止めをくらった歴史がある「仙人臺」
たしかにご神像である仙人様の体には「からくり糸の痕跡」が残っています

今回の「三味線方 腰掛」の板材は、「からくり」は間違いなくあったことの証拠と
なりうるのではと思うのです

まだまだこうした「歴史的資料」はあちこちに眠っている可能性があります
屋台蔵のない時代は、分解して各家に預けられていました(^^)
火災で焼失したり、違う場所へ移されたり・・・散逸している可能性もあります
注意深く、見つけ出す作業も大切です!  「うちの土蔵に!」・「物置に!」なにげに
放置されてるものもあるかもしれません(^^)  ひょっとしたら・・・ですね
   今一度ご確認をよろしくお願いいたします(^^)

とりあえず、新年度6月くらいから次の修理に・・・









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